ハーボニー配合錠 偽造品流通ルート判明

2017年3月4日

肝炎治療薬のハーボニーの偽物問題

そもそも、偽物のハーボーニーが、サン薬局平松店 (奈良県奈良市) 偽造品2ボトルとサン薬局三室店 (奈良県生駒郡) 偽造品1ボトル BA0081これは在庫で患者にわたっていなかったようです。

サン薬局平松店では、患者より返品をしてもらっているようですが、患者は服用していなかったのでしょうか?
これは、重大の問題です。

卸売販売業者 G (東京都)と卸売販売業者 H (東京都)からの流通となっているので、この2社がどこから仕入れたかで偽物販売業者を検挙できるのではないでしょうか。

偽物流通ルートは次の通りです。クリックしてご連下さい。

偽物ハーボニーの流通ルート


早急に偽物を持ち込んだ業者を検挙すべし

憶測でしか話せませので、皆様も推測してください。大体高価な薬だから偽物が出回ります。また、健康保険適用外の医薬品も偽物が出回ります。ED薬品やAGAのお薬なども偽物製造集団のターゲットになっております。

関係各所で調査をしているようです。

○ 偽造品が患者の手に渡ることのないよう、株式会社関西メディコとその購入元に対して、東京都、大 阪府、奈良県等が立入調査を行うとともに、発見した偽造品をすべて確保。
○ 東京都による立入調査の結果、同様の特徴を持つ偽造品9ボトルを発見し、入手・保管・分析中。
○ 引き続き、関係者への注意喚起を行うとともに、関係都道府県等と連携して更なる調査を実施。

調査はしているようですが、厚生労働省、保健所が事実関係をしているようでは、偽物集団の根本を壊滅する事は出来ないかと思います。

偽物と確定しているのだから、警察と連携し、卸売販売業者 G (東京都)と卸売販売業者 H (東京都)から任意で事情を聴き、ルートをたどっていけば、偽物を製造している検挙できるのではないでしょうか。

実際は、警察も動いている気はしますが、重篤な健康被害を及ぼす悪質な事件なので早急の解決を期待します。


C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品に関しまして


平成29年1月23日

患者様・関係の皆様方へ
株式会社 関西メディコ
代表取締役 安井将美

謹啓
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

この度は、C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品につきまして
ご心配をおかけしました事深くお詫び申し上げます。

厚生労働省・奈良県薬務課 公式発表の通り「ハーボニー配合錠」の偽造品は弊社にて発見されました。
発見後はただちにギリアド社へ報告、当社在庫品すべてを回収、同社立会いの元確認し、
5本の偽造品が見つかった次第です。

また、発表にありますとおり、すぐに投薬した患者様に問い合わせを行い、
お渡ししているハーボニーが正規品であることを確認いたしております。

弊社はスズケン以外に、医薬品卸売販売業4社よりハーボニーを購入しておりました。
すべて医薬品医療機器等法はじめ関係法規に抵触する事のない取引であり、
在庫数や入庫履歴、偽造品数より12月下旬の購入分であることは推察されましたが、
今回の偽造品が紛れた流通経路の解明に時間を要するため、
まずは「注意喚起」として厚生省・ギリアド社から弊社名・詳細を伏せた形で発表されました。

私共は調査協力の為に、各報道機関への取材等にも応じることができず、
患者様・関係の皆様方への説明も遅くなりご心配をかけしましたこと、
重ねて深くお詫び申し上げます。

併せまして、一部業界紙に「違法な取引」、「ギリアド社より告訴」とも取れる表現がなされたことは
非常に遺憾ですが、前述のとおりそのような事実がないことはお約束する次第です。

今回のようなことを二度と発生させないことは弊社の責務であり、
地域社会に根ざした会社として地域医療貢献のために鋭意努力いたす所存です。

敬白


実際に算薬局(関西メディコ)もある意味被害者なのかもしれません。しかし、医薬品を折り扱う薬局として本物と偽物の区別ができるくらいの目利きが必要なのではないでしょうか。薬の流通に問題があり、偽物を流通に入れる事ができる関係者がいるとすれば、バイアグラ、シアリス、レビトラなどの偽物は販売されている可能性はあるのではないでしょうか?